ホーム » 木造構造計算 » 住宅耐震設計・耐震改修業務の流れ

STEP1.現地調査をします

ご依頼をメールまたはお問合せフォームにてお願いいたします。電話番号と担当者様だけでも記入いただければ、こちらからお電話することも可能です。

内容を確認の上、調査日時を決定します。調査では小屋裏や床下を確認し現在のお住まいがどれ程の強さがあるのか検討します。どういった材料が使われているか、接合部の固定方法は金物が使われているのか、耐久性に問題がある場所(シロアリ被害・雨漏れ・水濡れ・その他劣化)がないかなどを見ます。また同時に、効率的で生活に支障が少なく補強が出来る箇所も確認していきます。

床下を確認する
畳の下などに床下を見ることが出来る場所があります(S様邸)
S様邸の床下をのぞいたところ。土台・床・柱など、いろいろ実測・推測します。
小屋裏をのぞいたところ。押入などから見る事ができます。柱梁接合状況や土壁の厚みなどがわかります。

STEP2.現況診断

関係資料をご提供いただき現地調査結果をもとに現況診断に着手します。事前に耐震診断結果報告書がある場合は、報告書を精査します。耐震改修費用の目安を提示します。

STEP3.耐震改修設計をおこないます

耐震改修の概算費用にご納得いただけた場合、耐震改修設計を行います。補強後の耐力バランスを考え、既存の壁などを出来るだけ壊さず、コストを掛けずに補強できる方法を検討します。生活しながらの工事になりますので、工程や荷物の移動、その他施工上の問題点をチェックして頂きます。

STEP4.耐震改修費用お見積り

耐震改修計画の問題点を修正した後、耐震設計計算書と合わせて計画図と見積りを提示します。

補助金についても整理してご提示します。

STEP5.工事ご契約

耐震改修工事費用にご納得いただけた場合には、工事請負契約書を取り交わします。

STEP6.耐震改修工事

耐震改修計画を元に工事を実施します。実際に壁・天井をめくっていくと計画通りに施工できない場合がございます。改修工事に伴い変更点が出てきた場合は都度ご相談します。

実際の工事の状況はこちらをご覧ください。

STEP7.工事完了と補助金などの申請

工事完了し自治体に工事完了報告や補助金申請を行います。

耐震改修設計費用はこちらをご覧ください。